今から内科医、外科医、産婦人科医、小児科医、その他の診療科、歯科医を志す皆さん、すでに内科医、外科医、産婦人科医、小児科医、その他の診療科医師、歯科医として勤務をしている皆さん、少子高齢化社会、人口減少社会で勤務する医師の皆さん
医師の人生を大まかに表現するとまず医学部もしくは医大に合格するため勉学に励み、合格したら今後は医師国家試験に挑み、これが終了したら今度は医師として研修期間を経過してから、いよいよ本格的な医師人生が始まるということになると思います。そしてそれからは医療機関に勤務するか、開業するか、大学病院などで高い地位を目指すかなど、ある程度人生の流れを説明できる、予測可能な未来が見えてきたのではないでしょうか。
しかし、少子高齢化社会、人口減少社会でどんどん人口が減り国力が落ちるであろう日本の現状では医療業界においてどのような状況の変化が考えられるでしょうか。シミュレーションをしてみましょう。
2050年には日本の人口が1億人を下回るといわれています。
→今より人口が15％減少します。つまり単純に言えば外来患者もオペ数も15％減少する
→勤務している病院、診療所の売上が低下しますので医師の給与が下がります。
→従って医師、看護師などの医療従事者が人材過剰になると思われますし、場合によっては年齢が高い方の中には失業する方も出てくる可能性があります。
→そのようになると大学医学部の定員数を減らすなどの対策を講じることになると思いますが、そのせいで医師の世代による人材の空洞化が発生することになるでしょう。
では働く場所が徐々に失われていく今からの時代にどのような医師がこの時代を乗り越えていけるのか。をご説明します。
医療スキルを磨き、患者に選ばれる医師
現時点から2070年までの将来推計人口年齢3区分(0～14歳,15～64歳,65歳以上)をご覧ください。生産人口（15歳以上65歳未）が極端に減り、若年人口も減っている状況です。これから将来は確実に患者が医師を選ぶ時代です。
将来人口推計年齢3区分
出展：国立社会保障・人口問題研究所
2050年の
・語学力
下記のデータの2050年の出生数をご確認ください。2050年には約５万人が外国人です。つまり1割の新生児が外人ということは鹿嶽を含めると1世帯3名の最少人数でお子さんオイル外国人家庭だけで15万人の人口があるということです。受診する外国人に対して語学力は必須です。
表1-8 出生，死亡及び自然増加の実数ならびに率(総人口):出生中位(死亡中位)推計
表1-8(J) 出生，死亡及び自然増加の実数ならびに率(日本人人口):出生中位(死亡中位)推計（外国人含む）
出展：国立社会保障・人口問題研究所
海外へ留学をして海外の医療活動を学び、グローバルな活動の経験を有する。海外でも奨励実績を積む
海外で医師として勤務することは症例実績を積む、医師として研鑽を積むと同時に海外（各国）の様々に違う医療事情、国民性を理解することにもつながります。
ではなぜ海外経験は必要なのか。下記のデータをご確認ください。
症例を積もうにも患者がいないと積めないのです。
また、将来的に外国人を患者として診療、手術をしていく時代が到来する前に先駆けて医療活動をすることに躊躇することはナンセンスです。
表１－１６ 人口の多い国：1950,2022,2050,2100年
出展：国立社会保障・人口問題研究所
海外へ進出もしくは医療機関の買収をご検討の医療法人、医療機関、医師の皆様へ
弊社は海外において医療機器販売、医療機関の購入もしくは売却（M＆A）、日本の医療機関の海外進出サポート、海外へ日本の医療従事者（医師、看護師、助産師など）を派遣する事業、海外へ投資や事業をお考えの皆様向けの一般事業、医療事業への投資、買収などを行っております。少子高齢化、人口減少が叫ばれる昨今海外事業へのお問い合わせが急増しております。それは医療事業にかかわらず一般事業についてもお問い合わせを頂いております。また、弊社においては一般事業の投資案件についても弊社サイトにおいて情報をお出ししておりますのでご興味のおありになる方は是非弊社サイトをご確認いただきたく存じます。
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